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2008年12月28日 (日)

サンフランシスコマッサージガールの独りごと−3

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リサと出会うまではあまりサンフランシスコのマッサージ事情は詳しくもなく、興味もなかったが、注目してみるとおもしろい地域事情がわかった。サンフランシスコはニューヨーク、アトランタ、ロサンゼルスといった他のアメリカの都市に比べて治安は悪い方ではなく、夜遅くでも女性のひとりあるきふたりあるきが可能なほどだが、やはりいい場所と悪い場所の差は歴然とある

わりと日本でも有名なのがマーケットストリートの南側で、「South of Market」と呼ばれている。それでもニューヨークのサウス・ブロンクスやハーレムほどの危険はないと思う。またソニー・プラザやモスコーンビジネス展示場等おもしろい場所も点在している。もうひとつの要注意地域は「テンダーローイン」と言われるユニオンスクエア東側の歓楽街で私の独断的な印象だが、新宿歌舞伎町に似ている。

このテンダーローインから高速CA101の延長である「Van Ness Street」の間にはレストラン、バー、お土産物やなどが連なっている。この地区にはバーやレストランとならんで、マッサージの看板が数多くある。オリエンタルマッサージ、ヨーロッパ風マッサージ、指圧院など実に多彩である。ワールプールやエステ、フェーストリートメントといった本格的なマッサージ設備を備えたものもあるが、どうも多くはいかがわしい印象がある。

Union_sqcable_car 現在我が家の居そうろう、リサもウーマン・の駆け込み寺から出て、これらマッサージパーラーのひとつで働き始めたそうである。ウーマン・シェルターに保護された時には就業許可も、滞在許可も切れており、お金を稼ぐことのみに集中していたという。ことのよしあしは別として、こういう状態で生活を立て直そうとしたリサの精神的強さとこれを許容できて、立ち直れるまで支援を続けるアメリカのシステムには感心させられる。日本でこういう芸当は可能だろうか? 周囲はあたたかい目で見守り、支援を続けてくれるだろうか?

ころがりこんだ翌朝にはサンフランシスコ市内に放置していた自分の自動車をピックアップして携帯電話で仕事を始めるし、ただでおいてもらうのは心苦しいのでルームメートとして家賃の一部を払うと言ってくれるし、金銭的な問題は解決しているようだ。また、マッサージのライセンスも取得しており、昨年末にサンフランシスコ市警の摘発を受けた違法マッサージとは違い立派な合法だと自慢そうにマッサージライセンスを見せてくれた。ライセンスが取得できるのだから居住と就業に問題はあるまい。マッサージライセンスはサンフランシスコ市庁とサンフランシスコ市警が受理、同時多発テロ発生の2001年以降はFBIがバックグラウンドチェックをして初めて交付されるされる。ちなみに、これはグリーンカード取得も同じで、私の指紋と個人データもFBIのファイルにセーブされている筈である。

リサが居そうろうを始めてからワイフの話し相手ができて助かったし、性格的にも明るくはつらつとしているので同居するのには大きな問題はなかったが、ひとつ困ったのは生活パターンがまったくひっくり返っていることであった。というのも、ワイフと私は昼間の生活なのだが、リサは昼過ぎまで寝ており、夜中過ぎ、時としては朝方4時5時ころまで出たり入ったり仕事をしていることであった。

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筆者の執筆活動:
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