妖刀「村正」
アメリカの読者を対象に日本刀にまつわるエピソードわたしの英語ブログに書いてみました。これを日本の読者向けにこの日本語のブログで書くとするとどんな感じになるか試してみようと思い立って書いています。英語題は「正宗と村正」と刀鍛冶の名前を列記しており、タイトルのつけ方から変えなければならなくなります。同じ内容を汲んで日本語で私自身が書くとすると以下のような感じになります。
タイトルは『妖刀「村正」』と日本の読者にとってインパクトが強いタイトルに変えます。
+++++ 内容 ++++++
名匠刀鍛冶、「正宗」と「村正」の名前は皆さんご存知だと思います。この二人は何かと比べられますが、刀鍛冶としての姿勢の違い、その影響と帰結を思わせるエピソードが残っています。
ご存知の通り「村正」の刀は人間の骨もきりさき、相手の刀も断ち切るほどの切れ味でなっていました。「村正」の名前はつとに有名だったと言います。
ある日この「村正」と「正宗」を試した剣の達人がいました。この侍が「村正」の刃を上に構え、懐紙を刃に落とすと、紙は刃にまだ触れていないとすら見えるのにまっぷたつに切れて地面に落ちました。
次に達人は「正宗」を同じように構え、懐紙を落としました。懐紙は「正宗」の刃の上にふわりと乗りましたが、切れる気配はありません。達人が心の中で「切る」と気合いをかけると「正宗」の刃の上の懐紙は達人が指一本動かしていないにも関わらずはらりと切れて落ちたと言います。
この達人は「正宗」を将軍の太刀として採用。歴史に名前を轟かせ、国宝として残されています。一方「村正」は豊臣の滅亡とともに歴史の暗闇へと葬られ、徳川にとっても忌み嫌われる存在として「妖刀」という汚名にあまんじています。歴史上も骨董・美術としても素性がはっきりしている刀はないそうです。
あなたがこの達人だったら採用するのは「正宗」ですか? 「村正」ですか?
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エピソードですので、歴史上、時代考証上の正確さはご容赦ください。心の持ち様によってその後の運命が変わってしまうという話をしたかったのです。
この記事は日本語と英語の比較を感じてもらおうと思って書いています。ご興味がおありの方は私の英語ブログもご覧ください。記事への直接リンクは以下のとおりです:
http://zheninternational.blogspot.com/2008/11/muramasa-and-masamune.html
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